トピックス

令和5年度 山梨県共同募金会 社会課題解決プロジェクト(テーマ募金)          

「いつも」も「もしも」もかけがえのない大切な命を守る防災視聴覚教材
「山梨発信!防災リズム体操~地震編~」協創事業

リズム体操を通して、日常にも災害時にも必要な「自分の命は自分で守る」動作を身に着けることができる「いつも」も「もしも」もかけがえのない大切な命を自分で守る防災教育プログラム「山梨発信!防災リズム体操~地震編~」の協創をしました。

実践的な防災活動が積極的に行われていない現状を知り、その要因の一つとして、「堅苦しい」「面倒くさい」といった防災活動にまつわる「負のイメージ」が挙げられていました。防災活動にまつわる「負のイメージ」が人々の防災意識の向上を阻害していると思われます。その為、防災活動の「負のイメージ」を払拭するような楽しい防災教育プログラムを開発し、人々の防災活動に対する心理的な壁を取り除くこと(フェーズフリー)が求められていると考えます。

災害発生時、迅速に対応できるように訓練等を通して、あらかじめ実践的に「自分の命は自分で守る」行動を身につけることが重視されています。しかし、防災活動に関する関心は高いものの、実際の行動に結びついていません。つまり、「身体知」化されていない現状が問題となっていることを学びました。「身体知」とは、「頭」だけではなく「体」を伴って学ぶという意識下の知識で、日常動作の多くは「身体」によって行われています。まさに防災の「身体知」を豊かにするには、「身」をもって防災を学んで行くしかないのです。

近年、「リズム体操」がもたらす楽しさという「快感情」に着目し、リズム体操を通した身体による学びを促そうとする試みが注目されるようになっています。リズム体操を媒介とした「身体知」、つまり、防災知識の体得を促す力に着目し、ふるさと山梨の防災の課題解決にこの機能を役立てたいと考えています。

〇楽曲

楽しく体操しやすいことを重視した曲調やリズムの楽曲
耳に残りやすい感覚的な言葉の繰り返しを用いた歌詞

〇振り付け

繰り返しを用い簡単な動き
練習の必要がない誰にでもできるシンプルな動き
災害発生時(まずは地震)にとっさに命を守る行動ができるように
具体的な安全確保動作を身に着ける動き

〇映像撮影

ふるさと山梨の防災に関わる組織・企業・団体や地域の方々が出演
地域の人々と協力して助け合う「共助」の精神を持つイメージ
「公助」に携わる方々を知ってもらい、おかげさまの精神を持つイメージ
協働先は映像中とエンドロールに名前を記載

関連記事

RSS リズムオブラブ公式ブログ

ページ上部へ戻る